「携帯電話、そして物語」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

なあ、悠詩

今朝、携帯電話を忘れたまま出勤した。

一日中、なんだか落ち着かなかった。
帰宅してすぐ確認したが、何も問題なかった。

そう、今の私はそんなものだ。
まっさらなのだ。

本当に大事なものはその存在自体に左右されない。
それがなくとも繋がるし、許されるはずだ。

その付加価値(利便性や娯楽性)は認める。
前職、それにどっぷりと浸かったのは他でもない私自身だ。

だが、あくまでも目的ではなく手段でありたい。
そんなことを思った一日だった。

話は変わる。

ついさっきまでDVDでドラマ「瑠璃の島」を流していた。
主人公、瑠璃の父親役で緒形拳が出ている。
亡くなったのはとても残念だ。

私にとってはこの瑠璃の父親のイメージが強い。
もう何回も何回も繰り返し見ているから。

そして今、ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」を流している。
これも何度も繰り返し見ている作品だ(あくまでもドラマ版)。

緒形拳の息子、緒形直人の姿が飛び込んできた。
主人公(男側)の大人時代として出演しているのだ。
意図して流したわけではない。偶然だ。

これまで親子を意識したことは一度もなかった。
なんだか感慨深く、あったかい気持ちになった。

ありがとう。

物語は素晴らしい。
その中でずっと生きていけるから。

from オトウサン
—悠詩(2歳1ヶ月) with 父(34歳) and 母—

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