「この数日の総括」･:*:･ﾟ☆ たくましき君へ

なあ、悠詩
非日常の中の日常。
それが、地震から今日までの実感。
物事は、自分の思い通りにはいかない。
その最たることが今回の震災でもある。
でも、いや、そして、私はここにいる。
本当の地震ではないが、自分の中も小さな地震はある。
日々起るし、余震もあるだろう。
本当の地震、震災と全くもって比べられることではない。
しかし、人はひとりひとり必死なのだ。
目の前をくぐり抜けていくことに。
他人から見てどんなに些細に見えるようなことでも。
生い立ち、性格、経緯が違えば受け止め方は皆違う。
いつでも、どこでも、それぞれ抱えていることがある。
比べられもしないし、その感度は自分しかわからない。
理解されようとするのは、もう、ほどほどにしようよ。
物事は、自分の思い通りにはならない。
何よりも、まず、自分が自分を理解してあげよう。
それは今すぐにでも出来る、最も自分に対して尊いこと。

子供のころから大好きなルマンド。
昔も今も変わらない。ちっぽけな自分の証。

そして、形を変えて繋がっていく自分。
それさえも思い通りにはいかない。
ただ、背中を押したり、選択肢を与えてはあげられる。
from オトウサン
—悠詩(4歳) with 父(36歳) and 母—