なあ、悠詩
余裕がないと自分の誕生日すら実感できない。
今日もいつもと同じゆとりの欠けた一日。
周囲からすればたかが他人の誕生日、されど誕生日。
一年一年が重いことは自覚している。
だが、想いと、現実の差分が大きい。もうずっとだ。
歳を重ねるほど失ったものの大きさを感じる。
しかし、もう後戻りは出来ないのだ。
七夕の翌日、誕生日。
天の川の出会いを契機に流れよ、変われ!変われ!
他力本願でもいい。きっかけが欲しい。
今の自分、現実、流れに後押しされて、踏み出す。
それでいい。今はそれが精一杯なのは自分が一番わかっている。
お家は最高のオアシス。
素敵なケーキが用意してあったよ。
プレゼントまであったよ。
リボンはオマエサンが選んだったね。
ありがとう。
大好きなクラマトを飲みながら息抜きしましょ。
家にいる時ぐらい深呼吸してリラックスしよう。
from オトウサン
—悠詩(4歳) with 父(37歳) and 母—