なあ、オマエサン。
空港に向かうバスの中。
渋滞で遅延中。
街を眺めながら思ふ。
やっぱり東京って疲れる街だなと。
大雑把には二つあるかと。
1.田舎から出てきた時の想いと違って、ただ居るだけでは楽しいわけでもないし、夢を叶えてくれる場所でないと気づいたから。
2.田舎の風景を知っているものからすれば、やっぱり無機質。
でもこれは田舎出身の私だからこそ感じることでもあるだろう。
東京出身だと、どうなのだろう。
地方出身の人が多いのも東京。
早かれ遅かれ田舎に帰る人が多いのもわかる。
そこで無ければならない理由が無ければ、そこである必要はない。
結局、私は東京の人ではないということか。
潮風と波音。
たまに恋しくなる。
また考えは変わるのかもしれない。
ただ、窓の外を眺めながらそう思った。