「病院付属の宿泊施設にて」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

4月に一時的に東京に戻ったが、再度、島根入りして一か月過ぎた。

状況に応じて、島根の家か、鳥取は米子の病院近くに泊まっている。
今は病院付属の宿泊施設に火曜日から滞在している。
滞在といっても日中は病院にいるので、宿泊施設では寝るだけだが。

ふと隣の中海に面する公園に足を運んでみた。
島根の日本海はよく見るが、中海をじっくり眺めることはあまりない。

天気がいいのもあるが、おだやかだ。
競技ボートが目の前を通り過ぎていく。

近くにありすぎて、知らないものや気付かないものがある。
目に入るからといって、触れているのでも、理解しているのでもない。
心あらずの状態では、ただそこにいるだけで存在していない。

頭ばっかりで考えるのではなく、目に入るものをしっかりと大切にしたい。

人生はとっくに後半戦。
積み上げたものを、棚卸して身軽になる。

ありがとう。

病院の隣の公園
公園にはなぜかおサルさんがいっぱいいた
左の建物の上からドクターヘリがよく発着している

この記事を書いた人

最新のブログ記事