「思い出の書店」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

松江中心部に行く用事があり、米子の病院から直接、松江に入った。
帰り道、久しぶりに高校近くを通った。

この書店は外見も当時のままだ。
中に入ってみた。
もしかすると高校のとき以来?

ああ、そうだこの階段を登った二階でよくレンタルしたな。
今でもよく聴いている曲は、ここでのレンタルCDから始まったものも多い。
ビデオもツイン・ピークスのVHSとかを借りたなー。

一階のレイアウトも当時と一緒だな。
よくマガジンの立ち読みをしていた気がする。
もっと広いかと思っていたが、自分が大人になったからだろうか。

ちょっとしんみりする。

買いたい本があったので、あえてここで買うことにした。

価値観やスタンスは変わったし、変わっていい。
だけどそれらの奥にある根っこは、あの頃と同じだな。

人生はとっくに後半戦。
積み上げたものを、棚卸して身軽になる。

ありがとう。

看板はあたらしいけど建物はそのままかな
動画配信が盛んな今、二階のレンタルは終了していた

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