なあ、悠詩
書棚に一年ぐらい前から無造作に置かれている本がある。
「あきらめ上手は生き方上手」
という題名だ。
まだ読んでいないが想像してみる。
あきらめなかったり執着することが美しいとされる価値観がある。
それは確かに美しいし一理あるが万能ではないと考える。
それは苦しいことだ。
身の丈にあっていようがいまいが関係無しに背負わなければならない。
それだけならまだいいが他人の無責任な期待を背負うともっとしんどい。
だからこそ身の丈にあった自分を見つける為には退くことも必要なのだ。
また、他人に迷惑をかけない為にも。
つまり、これは自身にとっても周囲にとっても本質的にはポジティブだ。
だけどなかなかそういう雰囲気にはなりにくいものだ。
むしろネガティブに受け止められる。
新しきを知るために思い切って力を抜いてたり手を止めてみよう。
そして大きく深呼吸。
それもまた時にはいいじゃない。
星の数だけ生き方もあるのさ。
なあ、オマエサン。
週末はずっと一緒だったね。
二人でお留守番もしたね。
でもカアサマと三人が一番楽しいよね。
from オトウサン
—悠詩(0歳2ヶ月) with 父(32歳) and 母—