なあ、悠詩
今回の移動記録の詳細だ。
ジュネーブに戻るのが六区間目の移動となる。
なので国でいうと三国目、都市だと六都市目のまま。
———<移動記録>———
日付:2007年11月15日
交通手段:鉄道
鉄道会社:スイス国鉄
便名:ICE276+IC2522
路線:インターラーケン→ジュネーブ
時刻:12時02分→14時50分
クラス:一等車
備考:ベルン経由
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今、この手紙を車内で書いている。
想像以上の雪なのでむやみに動かず、午前中には出発した。
行きたい所はあったが、やはり未練があるぐらいがいいだろう。
朝、ホテルの朝食でまたもやチーズをむさぼる。
少し早めに駅に向かった。
昨日、駅の横の湖に白鳥がいるのが見えた。
それをゆっくり眺めたかったのだ。
エメラルドグリーンの湖だ。
白鳥は遠くにいた。
向かってくるのを十五分ほど待った。
足元までやってきた。
これ一羽だけだったので、とても目立つ。
それにしても絶景だ。
横にも縦にも広く、奥行きがある。
広大なものは心を落ち着かせる。
そのまさに典型ともいえる。
また夏に来てみたいな。
インターラーケンの風景
白鳥。
窓の外から。
これも窓の外から。
ドイツ国鉄のベルリン行きの特急(途中のベルンまで乗車)。
がらがらで実質、個室状態。この車両全体でも三人程度。
【小説「源平咲き」104,394文字(原稿用紙261枚目)推敲中】
from オトウサン
-悠詩(1歳2ヶ月) with 父(33歳) and 母-