なあ、悠詩
一昨日、近くでやっていた「ボロ市」に行ったね。
年に二回、開催する伝統的で大きな行事らしい。
多くの出店や個人のフリーマーケットで賑わう。
噂には聞いていたが、行くのは初めてだった。
平日にもかかわらず思った以上に賑やかでびっくりした。
休日ならいったいどうなるんだろう。
公園や公道を使っているのだが、なかなか範囲も広い。
混んでいることもあってなかなか回りきれない。
掛け声が飛び交う中をゆっくりと歩く。
まるで景気が良いのかと錯覚する。
カアサンと買い物を楽しんだよ。
オマエサンも不思議そうにキョロキョロしていたね。
昨年行った欧州は優雅で素敵だ。
先日のグアムのビーチも素敵だ。
だけど、こういった日本の風景がいちばんなごむかも。
生活感の延長線上であり、日常の中の非日常だから。
日本人ということだね。
まさに日常の中の非日常だね。
オマエサン、何が気になるのかな?
【小説「源平咲き」128,836文字(原稿用紙323枚目)推敲中】
from オトウサン
—悠詩(1歳4ヶ月) with 父(33歳) and 母—