なあ、悠詩
昨日、以前一緒に働いた方々と食事をした。
皆、私が会社を離れて以来、初めて会う人たちだ。
それぞれが別々の道を歩んでいる(歩もうとしている)。
それぞれの近況や予定を聞けてよかった。
気にはなっていたが、なかなか聞けずに時が流れていたので。
私としても良い報告があったので、お誘い頂けたことに感謝。
話も弾み、仮解禁のアルコールもついつい進んでしまった、、、
それもあって今だから話せることも含め、ぺらぺらと喋り過ぎたかも。
やはり胸の中にしまっておいた方が良いこともある。
どうも最近、余計なことを喋ってしまったと後に後悔する傾向がある。
説明下手を痛感するのはいつものことだが、、、
もはや背伸びをする必要もないという開放感がそうさせるのだろう。
今となっては本音を語り、できるだけ素の自分で接したいと思う。
だが、皮肉なことに器の狭さや底の浅さを見られることにもなる。
矛盾するようだが、それもまた寂しい気がする。
まだ幻滅されたくないというちっぽけなこだわりがあるのだろう。
くだらない自己顕示欲といってもいい。
自分の中ではとっくに完結しているつもりである。
だが、いまだこういう自分が顔を覗かせる。
きっとそれだけ思い入れがあったからだろう。
色々な意味で。
自覚と反省は当然として、まだまだ未熟者だということだ。
だから新しい現実への糧、等身大の自分と向き合う機会になればいい。
【小説153,538文字(原稿用紙384枚目)推敲中】
from オトウサン
—悠詩(1歳6ヶ月) with 父(33歳) and 母—