なあ、悠詩
七夕の翌日は私の誕生日であった。
つまり、昨日。
知ってはいたが、あっけなく過ぎ去った。
誕生日自体には、なんの実感も無い。
ただ、三十前半から後半に足を踏み入れた感覚はある。
いずれにしても、家族が元気であれば、私はそれで十分だ。
そうだ、 オマエサンは今日でちょうど2歳10ヶ月じゃない。
そっちのほうが何倍も素敵だし、胸にじーんとくるよ。
オマエサンが児童館で作った七夕のお飾り。
短冊には「はんばーぐをたくさんたべられますように」だって。
大好きだもんね。
ちなみにカアサンの短冊もあるね。
「ゆうたがやさしい子でいられますように」だって。
ありがとう。
穏やかな気持ちになれるよ。
from オトウサン
—悠詩(2歳10ヶ月) with 父(35歳) and 母—