「西北拉面(中国との関わり初期)」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

日付は変わったが、今日のランチは西北拉麺。

東京は水天宮前にあるお店。
一度、行ってみたかった。

私が初めて中国に関わったのは約20年前。
当時はガラゲーとi-modeの急成長期、インデックスという会社にジョインした。
そのインデックスが中国に子会社を作り、そこに制作指導として初めて中国に踏み入れた。
その中国の都市は福建省の厦門。
シアメン、シャーメンと呼ぶが、それよりもよくアモイと呼ばれる街。
結局、それを機に数カ月滞在し、その後も月に半分程度は厦門に滞在する生活が続いた。
始めの頃、昼食によく連れていってもらって食べたのが西北拉面。
ラーメン食べにいきましょうと言われて連れていかれて食べたのが西北拉面だった。
正確に言うと、牛肉拌面
最初は、日本式のラーメンを想像していたから、少し驚いたのを覚えている。
このどちらかと言うと焼きそばに近い麺食だ。
パクチーが乗っているから好みはあると思うが、味は日本人好みの塩辛いソースの麺食だ。
これに黒酢や辣油をかけて食べる。
これが気に入り、その後、一人で滞在している時も一人で食べに行くようになった。
値段もとても安かった。
今は中国との関わり方が全く変わり、訪問も上海がほとんどであり、西北拉面はもう十年以上、食べてなかった。
日本でこれを出す店は知らなかったが、以前、少し前、で検索したら東京で唯一?水天宮前に専門店があった。
その名もそのままで「西北拉麺」。
時間と場所のタイミングがたまたま合い、突撃。
迷うことなくオーソドックスに牛肉拌面を注文。
まず、スープが出てくる。
そう、これだ。
このスープを一口飲むやいなや、当時の風景がじわっと内面から噴き出してきた。
漢方的なクセのあるこのスープを何杯もおかわりした記憶がある。
やかんからドボドボと注がれて。
間もなく運ばれてきた牛肉拌面を一気に食べ尽くした。
スープもおかわり。
嗚呼、満足。
タイミングが合えばまた来よう。
青春は回り道。
ありがとう。
 
 
 
 

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