「人生後半と定めて初の誕生日」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

気がつけば生まれた日だった。
彦星と織姫が出会って翌日に生まれた。
あ、早すぎるという突っ込みは無しね。

今年の一月、人生は後半だと区切った。
本当はとっくに折り返していたが、意識的に区切った。

人生における優先順位を定めた。明確に。
前半は曖昧だった。いや、よくわからなかった。
目の前に右往左往しながら、得たもの、失ったものが数多くあった前半。
それはもうそれでいい。評価も卑下もしない。
それは確実にあったこと。でも、ただそれだけのこと。
思い出すことはあっても、振り返りはしない。もういい。

自分の外側があって、自分があるのではない。
自分があって、たまたま自分の外側があるだけだ。
そう、たまたまであって必然ではない。これから必須でもない。
だけど、そこには自分として寄り添いたい人や物事がある。
それを大切にしたいと想う心が、私自身を私たらしめる理由だ。
外側から見られる自分が私自身ではない。

昨年から個人的に物事が流動している。
見失うのではなく、見通して生きるきっかけにしたい。

家族と共に私はある。常に。

人生は後半戦。
されど青春は回り道。

ありがとう。

島根の両親から送られてきたメロン。一緒に食べようね。

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