「雨とトンネル」・:*:・゚☆自然に囲まれて

なあ、オマエサン。

しとしとしとしと雨がふっている。

よく雨がふると古傷が痛むという。
ああそうだね。そうかもしれない。

ただ、体の傷ではなく、心の傷だ。
もっと簡単にいうと、トラウマか。

あの頃、よく雨がふっていたかな。
それから逃れるためにトンネルへ。
しかしそれは暗くて長いトンネル。
なかなか抜け出すことができない。

出口の先は晴れ晴れレインボーか。
それともまだ、しとしとふる雨か。

大切な人達を巻き込んでいるんだ。
昨日、思い知らされて塞ぎ込んだ。

いつまでも塞ぎ込んでいられない。
そんなことは、よくわかっている。

出口を目を凝らし探すのではない。
立ち止まらず、前に踏み出すのだ。

ぶつかって転ぶこともあるだろう。
それは所謂、試行錯誤というもの。
それでもまだ最初よりは全然良い。
傷つきながら少しずつ歩んでいく。
軸を他人や物事に置くのか自分か。
そして、意識と勇気も必要だろう。

雨は、雨音は私を感傷的にさせる。
等身大の自分に洗い流してくれる。
だからたまには雨というのも良い。

もちろん被害が出る程は必要ない。

しとしとしとしと降る程度で良い。

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