なあ、悠詩
石原さとみが気になると書いたがその続編だ。
なにを思ったか握手会なんぞに行ってしまった。
病院に行く前に某書店に整理券をもらいに行った。
並んでいる自分がちょっぴり恥ずかしかった、、、
整理券は写真集の購入と引き換えだった。
べつに写真集が欲しいわけではない。
本人を実際に見てみたかったのだ。
彼女が気になると書いたのは本当のところは理由がある。
現在、なんちゃって小説を書いているのだがそれに関係する。
頭の中で映像化すると筆が進むので登場人物を勝手に配役した。
そして主人公は石原さとみとなった。
最初はなんとも思わなかった。
だけど書いているうちにどんどん愛着がわいてきた。
そんな時、たまたま握手会の告知を見た。
会えばもっとイメージがわくかもしれない。
そしてもっと主人公に思い入れが深まるかもしれない。
そんなふうに思った。
小さくて可愛かった。
だが、それは特別なものではない。
彼女より美しく可愛い人は街を歩く人の中にもたくさんいる。
だけど小説の主人公と(勝手に)連動している私には特別だ。
嗚呼、結構気になるな。
なあ、オマエサン。
握手会の当日はオマエサンを連れて行ったんだよ。
石原さとみはオマエサンを見るなり可愛いと云ってくれたね。
たくさん握手してもらったね。
オマエサンはきょとんとしていたけど。
私はすっかりおまけだったよ。
笑顔が素敵だったね。
手は柔らかかったよ。えへ。
なあ、オマエサン。
私には夢ができた。
それは小説が映像化されて本当に彼女が主人公を演じることだ。
とはいえ実現に向けて動くとか頑張るというレベルではない。
理想であり、妄想だ。
そんなことは有り得ない。
だが、そう思えば自己満足の為とはいえ執筆に張り合いが出る。
整理券。
499番までの人はサイン入りだったらしい。
帰りに寄った喫茶店で煎餅をパクつくオマエサン。
そんな険しい顔をしなくてもいいじゃないのさ。
【小説「源平咲き」47,760文字(原稿用紙120枚目)執筆中】
from オトウサン
-悠詩(0歳11ヶ月) with 父(33歳) and 母-