「六日目 帰国」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

なあ、悠詩

午前10時前に飛行機が成田に到着。

預け入れ荷物はないので出国検査後、そのまま税関を抜ける。
すぐに出発するリムジンバスがあったのでそれに乗り込んだ。

四泊六日の旅は思っていた以上にタイトだった。
確かに疲れたが良い経験もできた。

特に三日目は昨年の旅の続きをしているような感覚を味わえた。

今回は集団での旅行ということで初めて話をする人も多かった。
良い機会だったといえる(むしろそれが旅行の主旨なのだろうが)。

それにしても集団行動が下手なことをあらためて痛感した旅だった。
集団行動が嫌だとか苦手というのとはニュアンスが違う。

だが、今さら気にしても仕方ないだろう。
それにそんな不器用な自分も結構嫌いじゃないよ。
昔からずっとそうだったからね。愛着?はあるさ。
それで得られる視点や経験だってあるからね。

家に帰るとオマエサンとカアサンがいた。

みんなの笑顔が咲く。

やっぱりここが私にとって一番穏やかで素敵な場所だよ。
これがあれば他のことはもうどうでもいいや。

昨年の旅同様、心の底からそう思った。
大切なもの、きちんと胸の中にあるよ。

なあ、オマエサン。

ありがとう。

from オトウサン
—悠詩(2歳1ヶ月) with 父(34歳) and 母—

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