奥さんの父親の誕生日会で新宿へ。
普段、新宿に来る機会などまずない。
私の生活において新宿で無ければならない理由がないからだ。
馴染みがないだけにどうしても落ち着かなくてすぐ帰りたくなる。
会が終わったあと、すぐ近くの都庁の展望台にあがってみた。はじめてきたのは高校卒業直前だった。そう、私は東京の人間ではなかった。あの時どういう思いで風景を眺めていたか覚えている。
あれから15年。同じ場所で眺める風景はほとんどその時と同じなのだが、私の心には社会で生きるために必要なフィルターができてしまっているようだ。賢くなったといえるのかもしれないが純粋ではなくなった。
理屈でなく感覚として、私はもっと自分に対しても社会に対しても気楽にやってきてもよかったような気がしたよ。
また数年後にここから同じ風景を見るとき、私は何を感じるだろうか。そもそも見ることが可能なのだろうか? それは私にも全くわからない。いや、わからなくていいしわかりたくない。心に白紙の部分を多く持っていたい。

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