「携帯するもの」・:*:・゚☆ 生まれゆく君へ

ねえ、オマエサン。

携帯電話を家に忘れた。
少し気になったが全く大丈夫だった。

もともとそんなものは生活の中に無かったのだ。
どうにかなるに決まっている。

携帯するのは思いやりと情けと笑顔だけで十分だ。
携帯電話も理屈も正論もポケットの中には要りません。

やあ、こんにちは。元気そうでよかった。
ほら、見上げてごらん。塗りつぶしたような青。気持ちいいよね。

それで十分じゃない。

from オトウサン

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