「私はそっと動き出す」・:*:・゚☆ 生まれゆく君へ

なあ、オマエサン。

手を挙げることで得るものがある。
逆に挙げた手を下げることで得るものもある。

口にすることで繋がっていくものがある。
逆に口にしないことで繋がっていくこともある。

それらが組み合わせられるほど器用であればいい。
だけどどちらかに振り切らないと中途半端というのなら私はどちらも後者でいい。
それで誤解されてもいい。

また、私は人と接する限りは正しさよりも思いやりを選びたい。
正しい悪いと決めていくことは何かを失うことでもある。
ねえ、正しいことはそんなに素晴らしいことだろうか。

また、私は一方的だったり物事を側面からしか見ようとしない人は大嫌いだ。
そんな言動をとる人とは目も合わせたくないし聞く耳を持ちたくもない。
ねえ、主張を貫き通すことはそんなに素晴らしいことだろうか。

きっとこんなことではいけないのだろう。
だけどもはや大いに誤解されてもいい。

そう思った。

潮風を受け止めるように両手を広げてみよう。
深呼吸。

ほら、私はそっと動き出す。

from オトウサン

この記事を書いた人

最新のブログ記事