「旅行記47:ソウル:12/4」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

なあ、悠詩

ソウルにやってきた。
二度目だ。

一度目は新卒で入った会社の社内旅行だった。
十年前かな?

空港からホテルがある明洞に行くバスに関してミスした。
乗ったのは明洞以外の市内を周って空港に戻るバスのようだ。
どうりでなかなか着かないと思った。

かろうじて市内で気がついたので、すぐ降ろしてもらう。

そこでタクシーを拾って向かった。無駄なことをしたものだ。
バスの乗り場しか気にせずバス番号を見ていなかった。反省。

ソウル(中心部)は東京に近い。
文字の違いはあるものの、雰囲気はそっくりだ。
建物やファッション、化粧?の感じも。
以前、訪れた時よりもそれは強く感じた。

同じ都会でも上海よりずっと日本に近い。
ただ、文字に関しては中国の方がずっと近い。
この辺のアンバランスが実に不思議だ。

しかし、日本の観光客が多いせいか、日本語だらけだ。
出店の店員も値段のやりとりぐらいなら日本語を喋る。
こういった感じなので、旅情などもはやほとんどない。

ちなみに、私はすぐに日本人とわかるらしい。
向こうから日本語で話しかけてくる。

と思いきや、中国人ツアーのガイドさんに道を聞かれる。
中国語で。
ガイドならもっと下調べしておけばいいのに。
通りの向こう側に行くにはどうしたらいいのかという話のようだ。
地下通路を通っていくしか知らないと答えた(つもり)。

社内旅行の時に泊まったロッテホテルが近くにある。
嗚呼、懐かしいな。
周囲に関しても、大体、覚えている。

やはり当時と同じように徒歩で南大門とその市場に向かう。
ここの雰囲気はほとんど変わらないな。
あいかわらずメガネ屋は多いな(前回は買ってみた)。

明洞に戻りつつ、道端に並ぶ出店の食べ物をつついてみる。
先日のアモイでのようにいくつかはしごしながら。

最後にホテルの近くのお店でサムゲタンを食べた。
マッサージの店は多いが、明洞付近は高い。
観光客を意識してか、東京とさほど変わらない。
昨日の上海での45分で300円弱などここでは有り得ない。

それにしても夜の冷え込みは厳しい。
ミュンヘンの夜を彷彿させる。

前回来た時と、今の自分、何か変わっただろうか。
状況や環境は大きく変わった。
しかし、根本は変わらないなと思った。

韓国の中心で、ふと感傷的になった。

20071204_066st_47.jpg


明洞の中心街の様子。

20071204_075st_47.jpg


ロッテホテル。

20071204_104st_47.jpg


南大門。

20071204_098st_47.jpg


南大門市場。

20071204_118st_47.jpg


コチュジャンが絡まった餅とおまけで付くスープ。
美味しかったが、量も多く腹にずっしりときた。

20071204_050st_47.jpg


ホテルの部屋は韓国式。
床に布団というのいが趣があるじゃない(床暖房付き)。

【小説「源平咲き」115,185文字(原稿用紙288枚目)推敲中】

from オトウサン
-悠詩(1歳2ヶ月) with 父(33歳) and 母-

この記事を書いた人

最新のブログ記事