「年度が終わって」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

なあ、悠詩

ちょうど一年になる。
自ら設立した会社を去り、病気の治療と療養に入ってから。

肉体的には近年でいちばん厳しかった一年だった。
精神的には近年でいちばん充実した一年だった。
前者は当然、病気とその治療によるもの。
後者は家族三人でゆっくり時間を過ごせたからだ。

この一年間の手紙を軽く振り返ってみる。

相変らず、「言い訳」と「自己正当化」が目立つ。
未熟なのだろう。

後悔しても仕方ないが、反省は必要だ。
すなわち、自覚である。

まだまだ私は己を知る必要がある。
だからもう少しこの手紙も続けていこう。

目的は主に三つだ。

・自分自身を振り返り、糧とする。
・奥さんと子供との家庭生活の記録。
・連絡不精で申し訳ない知人たちへの近況報告。

飛び飛びながら、こうして手紙を書き始めて約三年半が経つ。
きっと一貫してない部分も多々あるだろう。
でも、私は考え方など変わっていいと思っている。

大切なのはどのように変わっていったのかを知ることだ。
そうすれば繰り返しや後戻りに思えることもまた糧となるだろう。

桜の季節、また一歩前に歩んでいこう。

【小説「源平咲き」159,532文字(原稿用紙399枚目)推敲中】
from オトウサン
—悠詩(1歳6ヶ月) with 父(33歳) and 母—

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