なあ、悠詩
今日はオマエサンとカアサンはコンサートにお出かけ。
私はひとり、昼過ぎから散歩した。
三時間は歩いたかな。
色々と思い、考える。
特にこの一年間のことを。
天気が良く、暖かいのはやっぱりいいことだ。
この街にもずいぶん思い入れができたかな。
良いことも、そうでないこともたくさんあった。
これからはどうなのだろう。
できれば、良いことが多ければいいな。
コンサートには、カアサンの妹さんから貰った服を着たね。
良く似合うね。でも、どうしてそんな顔しているの?
一変して、舌を出しての大きな笑顔。
夜、寝る前にカアサンに抱きしめられるオマエサン。
気持ち良さそうだね。
from オトウサン
—悠詩(3歳) with 父(35歳) and 母—