「アポ調整と商談(社会的役割とは)」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。
来週、再来週のアポ調整で苦戦中。
もっとも、6月5日~6月7日が大腸ホリープ切除の入院等でオフだからだけど。
とはいえ、先日の講演から流れが変わりつつある。
いや、変わりつつあったが、それを機に加速したという方が正確か。
アポイントの打診が一気に増えてきた。
会社の規模、役職問わずに商談、打ち合わせをする。
とても大きな会社もある。
個人ベンチャーもある。
代表者の時もある。
担当者の時もある。
何が言いたいかというと、大きな会社や代表者が偉いわけでは全くない。
あ、これは人間的、人格的にという意味だ。
あくまでも会社規模も代表職も「社会的な役割分担」に過ぎない。
もちろんその負うべき責任は大きいから、それなりのリターンも必要だろう。
報酬も権限も。
だからと言って報酬と権限の大きさは、人間の優劣とは全く比例しない。
尊敬できる人や信用できる人は「社会的な役割」とは関係なく多くいる。
大きい会社の代表者と表面的、表敬的な商談をずるずる繰り返すよりも、ベンチャーの代表者に「そのサービスだとうちは無理です」と一蹴される方が実はありがたい。
もちろん腹が立つときはあるが、お互い効率的だ。理にかなっている。
だから、上場企業と中小ベンチャーのアポや商談、提案で何か差があるわけではない。
ある企業でうまく行った提案が、別の企業では全くかすりもしないことも多々ある。
もちろん反省もするが、いくらそれを徹底したところで完璧は無い。
礼儀や進め方の共通項はあれど、本質的にはマニュアルなど無い。
「相性」「タイミング」「流れ」
人も会社もすべてこの三つが絡み合って進むし、止まるし、終わる。
ただそれだけだ。
どうにもならないこともある。
自分の思い通りには人に思われないことを、どこまで割り切れるかが私の今の課題。
勿論、理屈ではわかっていても、人間なのでやはり喜怒哀楽はある。
うまく自分と付き合っていくしかない。
ありがとう。

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