「命燃えて～生きたい想い。生きてほしい想い～」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

喜びは悲しみに。

結果、5匹生まれたモモさんの赤ちゃんが4匹亡くなった。
昨晩1匹、今朝1匹、そして今日の日中（推定）2匹。

いずれもお母さんであるモモさんの母乳を飲めなかったようだ。
一番元気な子だけが母乳でお腹が膨らんでいる模様。
育児放棄ではないが、弱い子はありつけないのだろう。
昨晩、スポイドで一番弱った子にヤギミルクをあげるがしばらくして動かなくなった。

もともと赤ちゃんの生存率は高くないうさぎ。
人口保育に切り替えた所で親の免疫を母乳でもらわないので弱く育ちがち。

基本的に見守るだけだ。
ケージを暗めにして部屋を暖かくすることぐらいしかできない。
亡くなるたびに無力さを痛感する。

何も準備できず、準備してあげられず突然生まれた。
万全でない出産。

残り1匹は元気だけど、生まれて三日が重要。
明日の朝で三日経つ。
乗り切っても1週間後、2週間後と壁がある。

写真は昨朝、全員生きている5匹を見守るモモさん。
モモさんが悪い訳ではない。
これもまた運命。宿命。

生きたいともがく命。
生きてほしいと思う気持ち。
両方絶たれるとやはりつらい。
オマエサンも状況に一喜一憂。

亡くなった4匹は近くの緑道に埋めた。
合唱。

ありがとう。

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