なあ、オマエサン。
昨日、今日と中森明菜の曲を何度も聴いている。
彼女のとある二曲をそれぞれ10回以上は聴いている。
まず昨日。
「難破船」
言うまでもなく、有名な曲。
作詞・作曲は加藤登紀子。
語りかけるような歌詞とメロディ。
哀しさと切なさをうまく表現した起伏有る曲調。
実は私はこの曲の間奏が大好きだ。
歌詞で言うと2番と3番の間の長めの間奏。
ストリングスが駆け上がっていく部分。
完全に曲の一部、いや主役。
下記の動画でいえば2:36~3:07の部分。
次に今日。
「あなたのポートレート」
こちらは作詞が来生えつこ。
作曲が私の憧れのソングライターの来生たかお。
こちらはとても甘酸っぱいバラード。
初期の中森明菜が歌うからこそ響く歌詞とメロディ。
最初の歌い出しから持っていかれる表現力。
これら二曲をリピートしまくりの二日間だった。
昨今はお洒落で綺麗なトラックの曲が多い。
それはそれで素晴らしいし、良い曲もたくさんある。
だけど、私は上記二曲のような叙情的な昔の語りかけるようなバラードが大好き。
中森明菜もアイドルではなく、アーティスト、歌手である。
80年代のアイドルブームの中でも異彩だ。
当初は全く聴かなかったが、大人になって好きになった。
青春は回り道。
ありがとう。
