「銭湯で整い、振り返り、また歩む」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

銭湯によく行く。

週に二回は行っているかな。
我が愛する多摩地区にはそれほど銭湯は多くない。
スーパー銭湯もあるが、通常の銭湯に行くことが多い。

国立市の鳩の湯

サウナが無料で使える通常の銭湯もあるが、普通は有料オプション。
でも水風呂があれば大丈夫。
お湯と水を行ったり来たりで爽快。

心身が休まるし、穏やかな気分になってリフレッシュ出来る時間と空間。

自分の性格は変わらないし、変わらないだろうし、変えたくもない。
ただし、考え方や指針、スタンス、言動は変えられるし、変えたい。

本当は出来る限り自己完結型の取り組みが好きなんだよ。
日々の登場人物、関係者も極力少ない方がいい。

だから最初に就いた仕事もゲームの音楽を作る仕事だった。
それが当時のバンプレスト。
学生時代の趣味だったデジタル音楽制作の延長線上でラッキーだった。

下記は当時の仕事部屋。

当時はハードのシンセサイザーが主流

部屋の隅には研究用の家庭用ゲーム機がたくさんあった。

ふらりと社員がやってきては遊んでいた(仕事で)

個室状態で、ほぼ人と接することなく日々を過ごす。
外部との接触もゲームで使用する音声収録ぐらい。

それがどうだ。今は完全に真逆の状況だ。
日々、自分の外部でたくさんのことが起こる。
自分の外部の喜怒哀楽がシャワーのように降り注いでくる。

やっていることが調整役なので仕方がない。

私に出来るのは「自分をどう運用するか」だけだ。
変えられる部分で、自分を整えるだけだ。

麻痺しそうなときは銭湯で心身を整える。
私には「家族」、そして「個人的な部分」という、より優先順位の高い部分がある。
それを湯と水に浸かりながら固めていくのだ。

内側は固めて、外側は柔軟に。

青春は回り道。

ありがとう。

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