「丸一週間の訪日対応終了」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

十時間連続で眠れたのは何年ぶりだろうか。

コロナ後の一発目の訪日顧客の訪日対応が終わった。
先週の日曜日に始まり、昨日の土曜日に終了。
一週間ぶりに帰宅。昨晩は爆睡した。

東京から始まり、名古屋、博多と移動しながら日本側顧客の訪問。
この間、アポイント数にすると、実に十五の予定をこなした。
全ての段取りと準備、引率と当日のファシリテーションで心身ともに疲れ果てた。

言葉の面は中国スタッフもいるので、そこは大丈夫。
ただ、私の片言の中国語レベルは更に下がったなと痛感。

移動や打ち合わせが多いという物理的な疲労もある。
会食も多く、お酒の疲労感もなかなか抜けない日々も続いた。
だが、疲労の一番の原因は自分の時間がないことだ。
今回は、東京でも自宅に帰らずに顧客と一緒にホテルに泊まった。
日本にいながら、訪問時以外は日本人は私だけなので、ある意味、アウェイ。
自分の時間は、部屋に戻ってシャワーを浴び、寝る時しかなかった。
つまり、気が張りっぱなしの時間が長すぎて、疲労の蓄積が半端なかった。
自分の時間と空間がないと、私は全くダメなタイプ(家族とは別)。

それでも時間を見つけて近辺の銭湯に駆け込み、疲れを出来るだけ抜いた。
ドラッグストアで健康ドリンクもたくさん買い込み、毎日飲んだ。

いやー、これが続くと体は持たないな。確実に(苦笑)

ただ、今回の一週間を通して思ったのは、物事は確実に加速するだろうと実感した。
理屈としてはオンラインでも進められるし、実際に進んでいるケースも多い。
だが、心理的な壁、信用や信頼、連帯感は、対面して解決するケースもまた多い。
とはいえ、対面にこだわる必要もない。コロナを経て効率性やスタイルは確実に変わった。
つまり、国境を越える訪問は選択肢であり、ケースバイケースでいいだろう。
その選択肢が増えた(復活した)のは良いことだとは思うが。

だが、実に疲れた。
これだと持たないし、そもそも訪日や訪中対応だけしていれば良いわけでもない。
また、根本的に私には家族や私的領域と、より大切にしていきたい領域だってある。

ちょっと考えないと。工夫が必要だ。

青春は回り道。

ありがとう。

色々と写真はあるが、一枚なら、これに尽きる

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