「色々と試す(中国厦門滞在中)」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

今晩も福建省は厦門(アモイ)のホテルから書いている。
明日、要件を済ませ、上海に高鉄(新幹線)で戻る。

進化した厦門には高架バスがある。
更に地下鉄も出来た。
午前中にそれぞれ乗ってみる。支払いはすべてアリペイ。
いずれも改札で必ず荷物検査がある。日本では考えられない。

昔、働いていたオフィスビルに行ってみる。
そのままの形でまだあったぞよ。
近くの海岸も当時のままだ。

昼に拌面を食べた。
これは好きで当時よく食べていた。
付属するスープが好き。

中心街にふらっと寄ってホテルに戻る。

アリペイは便利だが、中国の電話番号がないと使えないサービスも多い。
というわけで、疑似的に中国の番号を保有して「美団外売」を使ってみた。
定番のデリバリーアプリだ。

中国でスタバの店舗数を抜いたというLuckin Coffeeのラテを頼んでみる。
勿論、部屋まで持ってきてもらうようにする。
待つこと15分ぐらいか、部屋の電話が鳴る。自動音声が流れる。
部屋のドアを開けると、ホテルの運搬ロボットがいた。
ボタンを押すと、中には注文したラテがあった。

受け取り完了すると、口コミや写真をアップロードするようにアプリに言われる。
なるほど、言われていた通り、コロナ渦でずいぶんと便利になったものだ。
調子に乗ってカットされたスイカも別の店に頼んでみた。

あと、レンタル自転車にも乗ってみた。これもスマホ。
好きな所で乗って、好きな所で降りることが出来るので自由度が高い。

やはり厦門は体に合う。
蒸し暑くて汗だらだらだが、不快には思わない。
発展しても空気感は当時のままで、上海でのアウェイ感から解放された気分だ。

とはいえ、オマエサンとカアサンがいる日本に一日でも一時間でも早く帰りたい。
昨日も書いたように、私はもう変わったのだ。当時は当時、今は今だ。

家族と共に私はある。常に。

人生は後半戦。
されど青春は回り道。

ありがとう。

ホテルのドアを開けるとアプリで注文したコーヒーを乗せた宅配ロボットがいた
こんな感じてホテルの部屋で頼んだものがウオッチ出来る
今度はカットスイカを持ってきてくれた
そして一人で彼は去っていく(エレベーターも自分で乗る)
厦門の高架バス(専用のコインを買う)
厦門の地下鉄
これはレンタル自転車(決済終わるとロックが外れる)
昔通ったオフィスビルはそのままあった
オフィスビルの対面にあった海岸
足跡を残す(でもそれもまた消えてゆく)
甘く冷たくコーティングされている

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