なあ、悠詩
気分のむらが激しい。
いらだつというか滅入るというか落ち着かないのだ。
副作用で髪の毛が抜けてきた先月後半くらいから顕著だ。
正直、しんどい。
ささいなことで怒りや苛立ちのスイッチが入ってしまう。
今日はついにカアサンにも結構あたってしまった。
逆切れそのものだ。申し訳ないし情けない。
押さえようとすればするほどふつふつとする感じだ。
気分の浮き沈みも激しい。
こんな自分はめずらしい。
私を知る人が見ると驚くかもしれない。
皮肉ながら貴重かもしれない。
しかし、こんなのは決して自分ではない。
ずっと続いてたまるものか。
これが治療によるものとわかっているからまだいい。
ずっと続くのは耐えられない。
向き合うというよりうまくやりすごすしかない。
ふう、、、
やはりまだ人に会うのはできるだけ避けておこう。
不快を与えるだけかもしれない。
この強い薬は来月末まで続く。
あと少しともいえるがこんな状況では長く感じるな。
前半はわりと快調だったのに後半に息切れしてきた。
髪の毛も薄くなったようには見えないが着実に抜けている。
楽しいこと考えよう。
せっかく身近にいっぱいあるのだから。
【小説「源平咲き」53,431文字(原稿用紙134枚目)執筆中】
from オトウサン
-悠詩(1歳0ヶ月) with 父(33歳) and 母-