「大腸ホリープ切除二日目：退院に思ふ」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。
予定通り退院。
昨日はわりと寝れた。
ノートパソコンで仕事を中途半端にするのも嫌だった。
なのでタブレットでドラマをたらたら見ていた。
「ハラスメントゲーム」という少し前のテレビ東京の連続ドラマ。
私は広瀬すずよりも断然、広瀬アリス派ぞよ。
妹より目も鼻も口もパーツは全部大きいが。
ああ、少し疲れたな。
正直、入院休暇でちょっとゆっくりも出来ると思っていた。
ただ、早速、来週から三週連続地方出張も入っており、提案準備もてんこもり。
結局はデスクワークに割く時間が多くなった。
でもようやくパワーポイントの応用的な使い方がようやくわかってきた（今更）。
今はせわしないのが苦手。
ゆっくり日々を過ごしたい。出来る限り。
元々は都会に憧れて上京した。浪人してまで。
人混みに紛れていると日本の中心にいる気がした。
流行の仕事に就いて自己顕示欲も満たしたかった。
そして上京してきて二十年ちょっと経った今。
東京でも穏やかで広く緑の多い多摩地区が大好き。
人混みがしんどく、都心には仕事以外で足を運ばなくなった。
やりたい仕事ではなく、出来る仕事に絞った。
本質は変わらないだろうが、人や物事の受け止め方が変わってきた。
人間なので自己顕示欲はある。見栄もはりたくなる。
今の私だってそうだ。
だってせっかく名前も違う一人の人間として生きているんじゃないか。
他人の動きだって自然と目につき、情報も垂れ流しで入ってくる。
そんな中、謙虚に終始していては、歩みを止めることにも繋がりかねない。
だけど、己を抱くのはいし、表現するのもいいけど、押し付けることはやめたいと思った。
自分の価値観や生き方を強く訴えたり押し付けるのと表現することは多分違う。
ああ、やっぱりちょっと疲れているのだろう。
真面目に書いてしもーた。
三匹目のうさぎはのピッピをあぐらをかいた上に乗せてみた。
おとなしいようでわんぱくなピッピ。癒される。
ありがとう。

この記事を書いた人

山本 岳志

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