なあ、オマエサン。
中国からの帰りに沖縄の関連会社に週明けに立ち寄るということで週末に移動した。
当初考えていたルートでいくことが厳しくなり少し早めに中国を出発することになった。
結果、二日弱ぐらい時間ができたのでプライベートとして沖縄のとある島に出かけた。
全然そんなことは考えていなかったので何も準備してなかったが、体ひとつで思い切って行動してみた。衝動的に。
http://www.ritou.com/yaeyama/hatoma.shtml
下記のドラマの舞台にもなった。いつも会社でドラマのサントラをかけている。
http://www.ntv.co.jp/ruri/
私という存在は自然に溶けて限りなく透明になった。
目を閉じてじっとしてごらん。
波の音、雨の音、鳥の声、虫や動物の動く音がそこにある。
耳でなく肌で生命を感じられる。
あの夜空を忘れてはいけない。
手が届きそうで降ってきそうな星屑を思い出そう。
どんな小さな命もそこにある。輝きたいから。
あの海は素直だ。
満ちたり引いたり表情は本能そのものだ。
打ち寄せる波は胸の鼓動のリズムだね。落ち着くね。
ねえ、両手を広げてごらん。
そして空と海と大地を抱きしめよう。
生命の原点であり、限りなく透き通って純粋でいられるから。
ほら、大切なものが全部見えてくるよ。
なあ、オマエサン。
何も無いことは悪いことではない。
そう、何も無いからこそ何かが生まれるのだ。
どうでもいいことで思い悩むのはもうやめよう。
削っていくのではなく積み上げていくのが人生だから。
そうだろう、オマエサン。
from オトウサン