なあ、悠詩
オマエサンは昨日で丸8ヶ月目が終わって9ヶ月目に突入したよ。
最近はずいぶん自我が出てきたね。
よく笑う。
よく泣く。
よく暴れる。
ずいぶんやんちゃになったね。
私が入院していたこの一ヶ月で。
抱っこして顔を何回つねられたことか。
カアサンのおっぱいもいっぱい強く噛んだんだよ。
カアサン、血まで出て可愛そうに。
元気で健康であるから大目に見てあげよう。
さて、昨日は友人が届け物をしてくれた。
私が入院で出席できなかった某結婚式の引き出物だ。
友人は私が苦しむべきだった苦労を背負っている。
更に、私の時には無かった圧力も加わっている。
やりたくないこともやらざるを得なくなっているはずだ。
きっと誤解されるだろう。
思うように伝わらないだろう。
信じてもらえないかもしれない。
相談をする人もそういないだろう。
そんな苦悩や不安をわかってはいるつもりだ。
だけど私にはもはや何もしてあげられない。
気を遣って多くを語らないその優しさに逆に甘えるしかない。
不器用だけど優しい人なのだ。
だからすべて託したのだ。
だから私はどんなことも受け入れるし支持しよう。
他の誰がなんと言おうと無条件に。
別々の道であるが互いに乗り越えよう。
この過程に散りばめられた課題を糧にして。
単なる結果の良し悪しではない意義があると信じて。
from オトウサン
—悠詩(0歳8ヶ月) with 父(32歳) and 母—