「田舎にて」・:*:・゚☆ 生まれたての君へ

なあ、悠詩

田舎から戻ってもう一週間たったね。
じじとばばにいっぱい可愛がってもらったの覚えてるかい。
たくさん準備もしてくれていたんだよ。
感謝しなきゃね。

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田舎の海はどうだったかい?
はじめて海に触れたんだよ。

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オマエサンの小さな足跡。
どんどんおおきくなぁれ。

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たらいのプールだよ。
網で使う浮きを手にするオマエサン。

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嬉しそうに座るオマエサン。
座り心地はばつぐんさ!

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車もあって至れり尽くせりだね。
この次はひとりで運転できるかな?

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電話が大好きだね。
受話器なんども外してたよ、、、

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クーラーボックス開けれるかな?
いっぱいつめで引っかいていたんだよ。

盆踊りもしたし、お墓参りもしたね。
少し夜更かしもしたよ。
多くの人に抱かれて楽しかったね。

這って動けるようになってはじめての田舎。
部屋も景色も広くて気持ちよかっただろう。
こんどは歩けるようになってからだね。

なあ、悠詩。

健康であれ。
そして人に優しくあれ。

わたしが望むのはそれだけだ。

【小説「源平咲き」37,861文字(原稿用紙95枚目)執筆中】

from オトウサン
-悠詩(0歳11ヶ月) with 父(33歳) and 母-

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