なあ、悠詩

昨日、フィギュアスケートを見に行った。
同じ時期に日米対抗戦も開催されていたがそれではない。
病院の行き来に通りかかる小さなスケート場での大会だった。
狭くて古く観客席もない。

太田由希奈という選手の演技が見てみたかったのだ。

彼女の簡単な紹介ページ(クリック)

彼女は安藤美姫がはじめて四回転を成功させた大会の優勝者だ。
そう語られることが多い彼女は今では過去の人という扱いだ。
この2004年の四大陸選手権の優勝者はあまり知られていない。
世界のトップに躍り出たのもつかの間、ケガで表舞台から消えた。
この間、安藤美姫や浅田真央が注目を浴びるようになった。
引退を考えたが、昨年、ブランクを乗り越えて復帰する。

私も彼女のことは全然知らなかった。
昨年、彼女を取り上げたドキュメンタリーではじめて知った。
そしてその演技に魅せられたのだった。
穏やかで美しいのだ。
バレエ経験のせいか指先のささいな動きがとても綺麗だ。
スピードやジャンプの派手さとはまったく別の世界だ。
それ以来、彼女の存在が気になる。

ただ、復帰してからずっと成績が振るわないのだ。
だから大会の中継でもほとんど見かけることはない。
もちろんまだ本来の動きではないのかもしれない。
だがそれ以上に今は派手さを競い合う時代のような気がする。
そうすると彼女の再浮上はもはやないような気もする。
実際、昨日の大会も内容のわりにぱっとしない成績だった。
だが、それでもまた見てみたいと思わせるのが彼女なのだ。
彼女のファンは多く、優勝した中野友加里以上の声援だった。
そして出された得点が低かった時には会場中が絶句した。

彼女は特別に美人でもなければ可愛くもない。
ただ、どこかあいくるしい感じがある。
笑顔が素敵だ。
どこか石原さとみにも通ずるものがあるかもしれない。
そんな彼女が気になるのだ。
機会があればまた足を運んでみたい。

はじめて見に行ったフィギュアスケート。
今までテレビで見るとスポーツという感じがしなかった。
だが、氷が削れる音と息づかいを体感すると印象は変わった。
やはりスポーツである。
まさに肉体勝負であり体力勝負だ。
またひとつ、知らなかった世界を垣間見た気がする。
そう、こうして見聞を広げるのは悪くないと思った。
せっかくなので今の療養はそういう機会にもしたい。

<太田由希奈の演技>
http://jp.youtube.com/watch?v=IztGRQ336sI

<太田由希奈のドキュメンタリー>
http://jp.youtube.com/watch?v=4djXnmdYrUU

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整理券。商業ベースの大会でないのでたったの千円。

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古く狭い会場。

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プログラム。結果は中野友加里が圧勝だった。

【小説「源平咲き」71,623文字(原稿用紙180枚目)執筆中】

from オトウサン
-悠詩(1歳1ヶ月) with 父(33歳) and 母-

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