なあ、悠詩
完全にバテぎみだ。
昨日も発熱で完全に寝込んでしまった。
気がつけば十六時間眠り続けていた。
4月末からの六ヶ月の予定ではじまったこの強い治療。
前半から中盤はそれほど体調を崩さなかったのだが後半バテた。
発熱と脱毛、精神面のムラが目立つ。
だけどカアサンのサポート、オマエサンの笑顔で踏ん張れる。
それにあくまでも病状ではなく副作用だ。
今月末で六ヶ月が終わる。
そうしたらしばしひとり旅させてもらうつもり。
気分転換して仕切りなおしたいと思う。
カアサンにも当り散らしてしまう自分をリセットしたい。
私は自分の家庭に支えられ、田舎の家族に見守られている。
それがよくわかった時間でもあった。
そして自分がいかに好き勝手で我侭であるかを痛感した。
だけどそんな身勝手ができるのも家庭であり家族だからだ。
許してくれとは云わないがどうか甘えさせて欲しい。
あと少しだ。頑張ろう。
【小説「源平咲き」66,651文字(原稿用紙167枚目)執筆中】
from オトウサン
-悠詩(1歳0ヶ月) with 父(33歳) and 母-