「叱咤激励2」・:*:・゚☆自然に囲まれて

なあ、オマエサン。

昨日、東京から車で片道6時間かけて友人がやってきた。
新卒で入った会社の同期だ。

もう何年も会っておらず、互いに話は尽きなかった。
一瞬にして当時の関係に戻れる。

彼は先日の「撤退・失業」の手紙を見ているが、
叱咤とか激励とか関係なく、穏やかな表情で話を聞いてくれる。
それだけで十分気持ちも軽くなる。
これもまた、貴重な存在なのだ。

彼は新卒の会社にまだいる。
グループ再編で社名が変わったりしているが、一社である。

対照的に、私は本意、不本意に関わらずに転々としている。
どっちが良いとかではない。

だが、彼が羨ましくも思える。今までの自分の流れを振り返ると。
もちろん、彼は彼なりに悩みは色々とある。
単純にお互いを比べるようなことではない。
とにもかくにも、楽しい夜だった。

彼は今日帰る。
昼ぐらいにすぐ近くの温泉にでも行ってみようかと思っている。

また明日からそれぞれの日常が始まる。
だが、私はこうして心身ともに大きく深呼吸が出来た感覚がある。

丸まった姿勢を伸ばしてくれるような。

やはり彼もまた、貴重な存在なのだ。
心から感謝します。ありがとうと。

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