「手書きの手紙と新組織」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。
七夕。誕生日前日(特に意味は無いが)。
先日、手紙を頂いた。
ご年配の先輩であり、筆を使った手書きでだった。
その方が手掛けられた本も同梱されていた。
メールで返信するのは簡単だが、私も手書きで返事を書いてみた。
便せんに三枚。
これだけの文章を手書きしたのは久しぶりだ。
その方には先日、来年早々に設立・稼働させたい新組織についてのお願いにあがった。
手紙の内容については、個人に関する部分を省いて一部分を下記に記す。
これは自分自身に対する確認であり、これから他の先輩方にも同様にお願いにあがる際にお伝えすること。
—ここから—
さて、私自身も中国との関わりが20年ほどになってまいりました。
市場の大きさだけが注目されがちな国ですが、実際にどのようにビジネスを進めれば良いかという情報はなかなか得られないという課題は以前と変わりません。
私自身の考えとしては、中国ビジネスは今や日本の会議室で考えるのではなく、ビジネスを行う国である中国で、中国の企業と戦略構築や市場調査、条件交渉を行うことが必須と考えます。
私の現職は、代表者の背景を活用してこういった環境を整える仕事であります。
一方、日本の多くの企業、特に良い技術やノウハウを持った中小企業が、中国にて、どのような商材や事業が、どのようなルールや商取引で展開できるかをまずは知り、検討出来る機会がもっと作れないかという思いも高まってきました。
よって、政治経済を語る会合は多々あれど、日中ビジネスの実務に焦点を絞って、知識や経験の共有、そして相互共生の機会を創出する会合体を立ち上げたく、お願いにあがりました。
また、このような形であれば、弊社代表の背景もオープンにして堂々と活動も可能になります。
ゼロから立ち上げる未熟な会合でございますが、お力をお貸し願えれば甚だ幸いです。
これから暑くなってきますので、どうかご自愛くださいませ。
山本岳志
—ここまで—
現在、新組織について紙上の計画が終わり、日本側のご協力願いたい方に面会をしている。
現組織との平行活動だ。
根っこは二つの組織は同じだが、展開の仕方は真逆。
現組織は明確な営利団体ということもあり、武器である根っこのバックボーンはオープンにしていない。
新組織は原則、営利活動ではないので、逆にそのバックボーンをオープンにして堂々と活動する。
現組織もドライブをかけはじめて転換期。
新組織は新たな日中ビジネスの「実務」に関する有益な場にする予定。
前者は中国ビジネスを行う事業者に対して発展の場であるが、後者は前提となる気づきの場としたい。
日中それぞれの役員陣を固め、資金的な最終決裁も終えたら新組織もオープンにしていきたい。
そして、大枠策定、資金決裁後にご協力願いたい方(事業者・個人)もたくさんいる。
以下の分類で分科会制度を導入予定。
「アウトバウンド分科会」
「インバウンド分科会」
「デジタルマーケティング分科会」
「士業分科会(法律・会計税務・経営管理)」
参加される方には、各分科会のいずれかにご参加して頂きたい。
ありがとう。

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