「タイタニック:デジタルリマスター3D」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

オマエサンが友達と映画に行くというので送っていった。
時間があったので二人で近くのカフェで少し時間を潰していた。

ふと映画館のサイトを見ると、タイタニックがやっているという。
今頃?
調べてみると、デジタルリマスターで3Dだという。

あれは大学四年生の頃だ。
カアサンと初めて見に行ったのがタイタニックだった。
銀座だったな。

その後、DVD等で何回か見た。
オマエサンとも見た。

なんだか懐かしく、あの頃の自分に触れてみたくなった。
人気があるようで、残り一席だったのを確保。

およそ三時間半だが、今回も長くは感じなかった。
今はもっとデジタル化が進んでいるが、今でも圧巻。
でも、これは人間ドラマだから、そこはあまり気にしない。
専用メガネでの3Dというのも、この映画としては新鮮だった。

人間としての可能性。
シチュエーションとしての可能性。

物語は、様々な可能性に気づくきっかけになる。
今後の限りある人生、時間をどう向き合っていくかを考える。
そして、自分のルーツに触れることができる。

だから物語は素晴らしい。

青春は回り道。

ありがとう。

初めて見たのは、もう25年前のことか
最後の一席は最前列の端っこの席だった
3Dメガネは初めてだった気がする

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