なあ、オマエサン。
小川直也的な生き様は嫌いじゃない。
彼は肝心な時に負けてしまう。
オリンピックでは銀メダル止まり。
自分より軽い吉田秀彦にも負ける。
格闘技でもヒョードルに負ける。
格闘技でも吉田にまた負ける。
プロレスもどちらかというと下手。
喋りもぶっきらぼうでアドリブも下手。
きっと、不器用なのだと思う。
メインストリームになりきれない。
でも、その負け方に美学を感じる。
本人はそんな意識はないだろうが。
私が勝手にそう捉えたいだけである。
負けがあれば勝ちもある。
始まりがあれば終りもある。
桜は散るからこそ美しい。
咲くために散るのである。
いや、咲きたいから散る。
大事なのは受け入れる事と想う事。
叶うのなら両方大切にしていきたい。