なあ、悠詩
今日は一歳の誕生日だね。
あっという間だったね。
元気いっぱいに育ってくれていてありがとう。
私は病気で苦しんだ一年だった。
だけどオマエサンの無邪気さとカアサンの強さに助けられた。
ありがとう。
カアサンと出会って日常はもっと楽しいものだと知った。
そしてオマエサンと出会って命はつながることを知った。
家庭を持ってよかった。
もちろん大変なこともある。
だけどみんなで笑顔を忘れず生きていこう。
なあ、オマエサン。
健康であれ。
そして優しくあれ。
それだけでいい。
誕生日おめでとう。
三人でレストランでお祝いしたね。
お店からのプレゼントのデザートに名前が入ってるよ。
花火にびっくりしているの?
ここのピザはやわらかくておいしかったね。
【小説「源平咲き」51,681文字(原稿用紙130枚目)執筆中】
from オトウサン
-悠詩(1歳0ヶ月) with 父(33歳) and 母-