なあ、悠詩
カアサンいわく、昨晩から耳を気にしているとのことだった。
耳を指差して「みみ、みみ」と。
今日、耳鼻科にいくと両耳中耳炎だったとのこと。
可愛そうに、、、
帰宅するといつものように駆け寄ってきたオマエサン。
思った以上に元気でよく動くじゃない。
でも食欲はあまりないようだね。
果物はきちんと食べるけどさ。
あったかくしてゆっくり治そうね。
話は変わる。
判断に悩む。
早めに手を打つべきか、流れに身を任せて開き直るか。
いずれにせよなるようにしかならないのだ。
どちらにせよそれほどこだわることでもないのだ。
どうでもいいか。
そう、どうでもいいよね。
もともとそうだったと思えばなんてことはない。
それに皆、自分のことで精一杯なのだろうから。
いずれにしてもそこで背負うものなど何もないのだ。
すぐ横で眠っているオマエサンの寝息が心地良い。
ずっとずっとこのまま聞いていたいな。
カアサンと三人でいつまでも仲良く過ごそう。
これが私のすべてであり、背負うべき唯一のものだ。
すなわち、いつ何時でも優先させるべき真実である。
from オトウサン
—悠詩(2歳2ヶ月) with 父(34歳) and 母—