「ドキュメンタリー映画【3年目のデビュー】日向坂46」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。
今日は一人で映画に行った。
この映画をこの服装で、、、
日向坂46の誕生前から現在に至るまでのドキュメンタリー映画。
公開されて四日目だが、上映館数も少ないので連日完売状態。
たまたま予約出来たので車で出撃。
一つずつ座席を飛ばす仕様であったものの満員。
若い男性ばかりで、私のような中年男性は、、、少しだけいるようだ。
上映時間は二時間。
ドキュメンタリー映画なので、とやかく言うものではない。
思ったことを少しだけ述べよう。
いわゆるアイドルグループである。
彼女らの活動で元気づけられる人も多いだろう。
純粋にパフォーマンスに魅了されたり、自分自身をメンバーに投影したり。
捉え方も様々だろう。
その存在を通して自分の中の何かを見出すこともできるだろう。
素晴らしい存在だ。
ただ、メンバーひとりひとりは、心身ともにまだまだ成長中の若者だ。
大人がしっかりと守ってあげる責任があるだろう。
見守るとか、自主性とかそんな綺麗ごとでなく、本気で全力で守る責任だ。
重圧や人間関係に押しつぶされそうになったり、実際に潰れる人もいる。
ある意味、普通に社会人になった人よりも「覚悟」と「意思」は強いとも思う。
だけど人として強いわけではないだろう。
判断や自立を育む土壌である人生経験は少なく、ふと気が抜けた途端、崩壊もするだろう。
選ばれた人だからとか、自分がやりたいことなので当然だというのは余りに残酷だ。
伴走する大人の存在が重要だと思う。
日向坂46の側にそういう大人いるかどうかは分からない。
AKB48の初期や乃木坂46のように圧倒的象徴メンバーも不在であるが、それがこのグループの良い意味の特徴。
人を蹴落としたり、競争といったピリピリした部分が見受けられない。
恐らくだが、個人ではない、グループ推しが、先輩グループの中で最も多いのではないだろうか。
先輩グループが「競争」という原理で羽ばたいた印象があった。
欅坂46のようになってしまっては残念だが、それでも当初のコンセプトは面白かった。
こういうエンターテイメントの仕掛けは興味深い。
だから昔から個人的に追っている。
何かを生み出し、創り出し、語ったり、共有されたりと、それらはそもそも人の根源ではなかろうか。
青春は回り道。
ありがとう。

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