・:*:・゚☆ 生まれゆく君へ 「物語と音楽とコミュニケーション from 中国」

今日も寒い。

昨晩も寒くて到着日には必ずいく按摩(一時間500円程度)も行かずに部屋に引きこもっていた。

日本から持ち込んだ「白夜行」を寝る前に読む。
900ページ弱もある分厚い小説だ。

東野圭吾の本を読んだことがなかったのだが、ドラマ化されたこともあって手をつけてみた。
あとでドラマを見て振り返られるしね。
しかもドラマにはトウサマが大好きな綾瀬はるかさんが出ている。素敵。

サクサク読めるがなんせ長い物語だ。
夜更かしにならない程度に少しずつ読んでいこう。

話は変わるが、音楽と物語(小説)は非常に似ている。というか同じだ。
起承転結の流れであり、その根底にテーマがありメッセージがある。

だからコミュニケーションというものも仕事であれプライベートでいかにテーマに沿って言動に物語性を持たせられるかで伝わり方も大きく変わってくると思う。
内容自体、そしてその人となりが伝わるということに関して。

もっとわかりやすく言えば、いかに物語性を持つかはいかに演出するかということでもある。

言葉が多ければいいわけでもないし、すべて上手である必要もない。
単にいつも積極的であればいいということでもないし、前向きであればすべて良いわけでもない。

人と人を繋ぐのはその人からにじみ出てくる人間性でありその人が背負っているものだろう。

音楽いえばお金をかけて制作技術が優れたものすべてが胸に響く音楽とは限らない。
そのテーマであり、取り繕ったものでなく背負ったものがにじみ出るような表現や表情が心に響くのだ。

自分の性格や経緯を把握した上で言動にいかに物語性を持たせられるか(演出ができるか)、そして他人のスパイスを加えてそれをどう新しく展開していけるのか、

そう考えていれば自然に人間性や背負っているものもにじみ出てくるのであろう。
ただ、いくら考えても不確かな部分が多い。

そこで人は悩む。トウサマも悩む。

そもそも人間の内面など形もなくどんどん変化するものだ。
でも、だから不安なのでなく、だから楽しいのだと思う。本当は。

というのは想定内というのでなく、意図せずに自分にフィットするものを発見したり得られるというのが一番心地良かったのだ。
トウサマの少ない人生経験上では。

殻を破って前に進める感覚がする。

だから何事にも確証をもって演出する必要はないし、なんとなくこんな感じだろうというノリでいいと思う。

また、ちょっとしたことでも意識的に大げさに演出してみたっていい。
そうすると「自分らしさ」というものが勝手に自然に積みあがっていくかもしれないよ。
そんなことをふと思った。

from オトウサン

この記事を書いた人

最新のブログ記事