「移動の日々とターニングポイント」・:*:・゚☆ 生まれゆく君へ

なあ、オマエサン。

土日の秋田に引き続き連日の移動だ。
さすがにちと疲れたよ。

月曜日は北京に向かう。
早朝に家をでる。
チケットの都合でアモイを経由せねばならず、結局北京のホテルについたのは18時で十二時間の移動だった。

飛行機の中で映画を見た。
「明日の記憶」というものだ。
なんだか自分のいろんなことと連動させてしまい不覚にも思いっきり泣いてしまった。
毛布を頭から被って隠しながら嗚咽をこらえていたが、その様は乗り物酔いと思われたかも。
うん、「守りたいもの」があるんだよ。
ねえ、大事にしてるかな。

火曜日の夜には北京からアモイへ移動。
飛行機の出発が遅延に。中国国内線ではいつものことだがやはりがっかりだ。
お詫びにと弁当が配布されるがちっとも嬉しくない。
他の便も大きく遅れているようでクレームの大声が聞こえる。
こちらも見慣れたものだ。

ようやく乗れたら今度は大揺れだ。
何十回も飛行機には乗っているがこれまでで一番長く大きく揺れた。
焦った焦った。三回ほど神に祈った。
当然、乗り物酔い続出で嗚咽をもらす人続出、、、、
近くの空港に降ろしてほしいほどだった。
驚いたのはそんな中でも普通に機内サービスを行っていること。
大きく揺れるし嗚咽は聞こえる中でどうやって飲食ができるというのだろうか。
やはり何も口にできなかったよ。

機内アナウンスも中国語なので、「安全ベルトしめてください」とか「トイレに今はいかないで」くらいしかわからないので焦りも増すばかり。

日付が変わってまもなく到着した。
皆ぐったりとした表情で降りていく。

こんなせわしない二日だったが非常に考えさせられる日々だった。
いや、考えるというか気づくといった方がいいのかな。
ターニングポイントになるだろう。
そう、人は自分の思ってほしいようには思ってくれないものだ。
そこにこだわりすぎると本当に大事なものを見失うんだろうね。

追伸:
W杯をホテルのバーで見たけど日本人は一人もいないし、中国語の淡々とした実況なので盛り上がることもなく客観的に見ることが出来た。
負けたことよりもこう素で見るとただの弱いチームにしか思えなかったほうがショックだったよ。
次頑張ってね。

from オトウサン

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