「一瞬の風になれ」・:*:・゚☆ 生まれたての君へ

なあ、悠詩

「一瞬の風になれ」という本が売っていた。
タイトルだけに惹かれて衝動買いした。
作者も内容も全然知らない。

そのタイトルの響きが心地良かったのだ。
ふわっと心が軽くなるような感覚だ。

一ヶ月くらい前に買ったがまだ読んでいない。
後で知ったのだが何かの賞にノミネートされているとか。

表紙の雰囲気とタイトルの響きだけで今は十分なのだ。

なあ、オマエサン。

色んな風が吹くよ。
色んな方向に吹いていくよ。
すれ違う事だってたくさんあるさ。

だけどね、オマエサン。

自分の中に風を感じたらそっと両手を広げてごらん。
抗わずに身を任せよう。
そこからまた冒険が始まるから。

新しいものに出会い積み重ね、そしてまた風になりなさい。
また始まる物語を紡いでいこう。

この本のタイトルを見てふとそんなことを思った。

from オトウサン
—悠詩(0歳5ヶ月) with 父(32歳) and 母—

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