「田舎、そして海」・:*:・゚☆ 生まれたての君へ

なあ、悠詩

明日、田舎へ行くんだよ。
私の治療の都合もあってちょっとの間だけどね。

飛行機は好きかい?
明日でもう五回目だね。
今度もおりこうさんにできるかな。

じいじとばあばに可愛がってもらえるといいね。
潮風にふかれてたくましくなれ。
まだ無理だけどはやく海にも入れるようになるといいね。
そうしたら一緒に泳ごう。

オマエサンを授かったきっかけも海だった。
透き通る海と白い砂浜からはじまったのだ。
きっと、海はオマエサンを導いてくれるだろう。

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これは先週かな。
はじめて入ったプールだよ。
オマエサン、少し日焼けしたね。

【小説「源平咲き」31,038文字(原稿用紙78枚目)執筆中】

from オトウサン
悠詩(0歳11ヶ月) with 父(33歳) and 母—

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