なあ、悠詩
ナイアガラフォールズにいる。
ナイアガラフォールズはカナダにある。
なので国でいうと二国目のままで、都市だと三都市目だ。
今、ホテルの部屋で書いている。
さすがに外は寒いね。
カナダに関してはガイドブックも無いし、予習もしていない。
とりあえず滝があるところにたどり着けばいいと思っていた。
ホテルの部屋から二つの滝がよく見える。
それを眺めながらこの手紙を書いている。
夜はライトアップされてきれいだ。
それにしてもガラガラだ。
閑散期とはいえ観光客があまりに少なくてびっくり。
今なら竹下通りのほうが人が多いよ。
もちろんピーク時はまた違うのだろうが。
滝は思ったよりもコンパクトだった。
だが思った以上に激しかった。
その水の流れは、まるで機械で麺が作られているようにも見えた。
だが、見た目よりもその重厚な音が印象に残った。
滝の裏側に行けるということだったが、寒いのでやめた。
疲れるし、風邪でも引くと先が思いやられる。
なお、ホテルの目の前に橋があり、渡るとそこはアメリカだ。
近いので渡ってみる。
一応、入国審査がある。
三分滞在して再びカナダへ戻った。
それなりに歩いてしまったのと、時差ボケで少し疲れた。
早めに寝よう。
ホテルの部屋からの風景。
左がアメリカ滝、右がカナダ滝と呼ばれている。
カナダ滝の水が落ちる部分。怖い。
【小説「源平咲き」101,913文字(原稿用紙255枚目)推敲中】
from オトウサン
-悠詩(1歳2ヶ月) with 父(33歳) and 母-
~2021年4月18日追記~
トロント空港からは集合バンでナイアガラフォールズに移動。
事前予約していたものの不安だったが無事に乗れた。
ナイアガラフォールズは町全体に常に重低音が響いている。
もちろん滝の音。
滝の周りの街も散策した。
中国ばかりだった私には新鮮な雰囲気。
アメリカ側への歩道橋もわたってみた。
ホテルからも滝が良く見えた。
ゆったりとして居心地は良かった