「旅行記37:フュッセン:11/27」・:*:・゚☆ すくすく育つ君へ

なあ、悠詩

ミュンヘンからフュッセンに来た。

ミュンヘン駅に到着して二十分後、別の電車に乗った。
急行と普通電車を乗り継いで約二時間かかる。

フュッセンはスイスとの国境近くのドイツ。
なので国は11国目のままで、都市では17都市目となる。
たいした移動ではないので移動記録は省略。

フュッセンといってもピンとこないだろう。
ここにはノイシュヴァンシュタイン城があるのだ。
ドイツの城を観光するツアーでは必ずある城だ。
実際、パンフレットで写真をよく見かける。

やはり小さなころ、資料集などでこの城を見た気がする。
城というと可憐なイメージもあるが、私は逆の印象だ。
フランケンシュタインやドラキュラのイメージがある。
いつかそんな雰囲気を味わってみたいと思っていた。

フュッセンに到着。

結構、雪が積もっているが、天気も良くわりと暖かい。
バスで城の麓に向かう。十分で到着。

麓からは徒歩四十分だが、有料の馬車にした。
というよりバッグのコロが片方破損しているので無理だった。

馬車にコトコト揺られていると城が見えた。
思ったよりシンプルでコンパクトだ。
写真やパンフレットなどでは巨大に見えるがそうではない。

中に入る。
内装も思ったより地味だ。
きらびやかな装飾というよりは平面の絵が多い。
全体的な色使いも落ち着いたものとなっている。

これまでずいぶん派手な寺院や教会を多く見てきたせいだろう。
ここが始めならもっと違って見えたかもしれない。

ただ、生活感を感じられるので安らげる気がした。
ここが寺院や教会と違うところか。
実際に生活するところなのだから当然かもしれないが。

また、所々に不気味なところもあり、前出のホラーを喚起させる。
暗いというか、湿っぽいというか、寒気を感じるという感じ。
やはりそういう面に興味を引かれる。

この日はミュンヘンに戻って移動なので早々に切り上げる。
というより城以外は何も無いのだ。

日が落ちるにつれて一気に寒さが厳しくなる。
電車の中は暖かい(戻る電車の中で書いている)。

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ノイシュヴァンシュタイン城。

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城内から。建物の中は撮影禁止。

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馬車。スピードは大人の早歩き程度。

【小説「源平咲き」112,497文字(原稿用紙282枚目)推敲中】

from オトウサン
-悠詩(1歳2ヶ月) with 父(33歳) and 母-

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