なあ、悠詩
元旦の昼下がり、初詣に行ったね。
みんなでおみくじを引いたよ。
トウサンは久しぶりの大吉。
『かき曇る空さえ晴れて さしのぼる日がけのどけき
我こころかな』
↓意味↓
「こころをすなおにし身持ちを正しくすればますます運
よろしく何事もおもうままになるでしょう 欲をはな
れて人のためつくしなさい 大吉」
昨年引いたおみくじから繋がる内容で感慨深い。
昨日書いた手紙の内容も頭の中をよぎった。
カアサンも大吉だったよ。
『吹きあれしあらしもいつかおさまりて
軒端にきなくうぐいすのこえ』
↓意味↓
「身の煩いも散り失せ災い事もなくなり旧の道を守って
辛抱おこたらなければ幸い身にあまって家の内も明るく
楽しく暮らせます 信心なさい」
オマエサンは末吉。
『吹く風に高峰の雲もはれ行きて涼しく照らす十五夜の月』
↓意味↓
「冬の枯れ木に春が来て花さき黒雲晴れて月てり輝く如く
次第に運開け幸福加わり家業繁盛します しかし安心して
油断すると折角の幸が禍となります 用心しなさい」
基本的には良い流れのようなので、落ち着いていこう。
おせち料理を目の前にせっせと自分のご飯を食べるオマエサン。
お雑煮の汁を美味しそうに飲んでいたね。
初詣の神社。
元旦ということもあって長い行列になっていた。
着いてから参拝まで、およそ一時間かかった。
三人が引いたおみくじ。
しっかり心がけて歩んでいこうね。
from オトウサン
—悠詩(2歳3ヶ月) with 父(34歳) and 母—