「見て。読んで。書いて」〜置手紙〜

なあ、オマエサン。

今日は祝日。

オマエサンは期末テストの前日だが、友達と立川へ遊びに行った。
カアサンは家でゆっくりしたいとのこと。

よって、久しぶりに独りで映画に。
オマエサンを駅まで送って立川の映画館へ。

オマエサンも私目的地は同じ立川。
車で立川に一緒に行ってもいいのだが、地元の駅から一緒に行くのが良いとのこと。
帰りはピックアップするよというものの、帰りも地元の駅でいいと言う。
ああ、そういうものだよね。大事だよね。

一昨日の月曜日に都立高校の入試も終わった。
発表は来週だが、これで入試は全部終わった。
明日からは最後の期末テストだが、気合ははいらないことだろう。
まあ、友達とたくさん遊ぶと良い。

見た映画は「前科者」。
先にあったWOWOWの連続ドラマ版をたまたまAmazonプライムで見ていた。
その映画版であり、後日談。

そういえば、最近、西村賢太氏の小説を買おうと本屋で探しても全くなかった。
ブックオフを巡ってもなかった。
結局、Amazonで芥川賞の「苦役列車」を古本で買った。
定価より高かったが、三日で届いた。
映画後にカフェで一息ついている時に、少し読んでみる。
文体がちょっととっつきにくい印象。
ただ、私小説だからだろうか、物語としては入りやすい。

私が書いている(なんちゃって)小説の三作目も、片手間に書き足していっている。
毎日書くのではなく、何日も空いては少しだけ書き、また間が空いての繰り返し。
別に時間的な余裕がないわけではない。気分的なものだ。
出来ればこの気分的なものについても、もっと解放したいものだ。

なんちゃって小説は、私小説ではないが、物語を通して、別の人生を生きる感覚。
今の人生を否定するものではなく、自分では説得力の無い言動が別世界で展開できる感覚。
根底で自分と紐づいている感覚であるし、結果的にそれが人と重なれば、きっと嬉しいはず。
なにはともあれ、まずは自分ではない物語を通じて、自分を残すこと。それが私の目的。

そう、働くことは大事だが、私にとっては、それ自体は目的ではない。
表面的には別としても、無理に価値観を合わせる必要はない。
結果的に重なれば、幸運。
重ならなくても、それが当たり前と割り切れることが、力強さそのものだろう。たぶんね。

この駄作に避ける時間や気分を増やしたいなぁ。
中年のおじさんだからこその、ピュアな願いぞよ。

青春は回り道。

ありがとう。

「くやく」とどうしても読んでしまう

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